投資信託の保有銘柄の管理方法のメモ（その２：投資信託のコードについて調べてみた）

コツコツ積み立てている投資信託の保有銘柄の状況把握は、証券会社のアカウントにアクセスすればよいのだが、Googleスプレッドシートで管理したい。そのために，今回は投資信託を識別するコードについて調べてみた。

投資信託の保有銘柄をGoogleスプレッドシートで管理したい

だいぶ前に，メモを書いた。

具体的には、こんなことがしたい。これは変わらない。そして基準価額の情報の入手方法を検討していて，まだ完了していない。

株式については，できるだけ自動化計画を少しずつ進めている。

同じように，投資信託も管理したい。

株式なら、GASを使ったスクレイピングで株価をスプレッドシートに読み込む方法の情報が得られるが、なかなか投資信託の基準価額をスプレッドシートで扱えるようにする方法が見つからなかった。

投資信託には、いわゆるTickerがないが、ISINコードや協会コード^注があり、これを使うと，おそらくスクレイピングも可能だ。

株式は，基本米国株ならTicker，日本株なら銘柄コードで検索できるが，投資信託は色々なコードがあるらしい。ユニバーサルなコードとして，ISINコードがあるが，すべての情報サイトで対応していない。比較的広く使われているのは，モーニングスターのコードや，投資信託協会の協会コード^注だろうか。

注：投資信託協会がすべての投資信託（ファンド）に付与する8桁のコード番号

ググってみると，ISINコードに対応した情報サイトはいくつかあった。いわゆる「レバナス」はISINコードが「JP90C000H0S5」であり，以下で情報を見ることができる（2021/09/12現在）。Investing.comは独自のコード（0P0001EU5O）も割当てているようだ。

ちなみに，レバナスの協会コードは「0431218A」で，以下のサイトなど多数で情報を見ることができる（2021/09/12現在）。

モーニングスターのコードは「2018101903」である。モーニングスターのサイト上では協会コードで検索できないが，ググってみると当該のページを探し出すことはできる。

前回の記事では，楽天証券の基準価額の通知メールをGmailで受領して，GASで加工すればよいかと思っていたが，なかなか面倒なので作業が止まっていた。

やはり，ウェブサイトからスクレイピングするのが手っ取り早いと考え直している。投資信託のコードについて整理できたので，今後は，GASを使って日々の基準価額を入手するつもり。