日本株,米国株,ベトナム株を楽しみながら投資している。これで,増えてくれば,もちろん,もっとうれしいのだが,ツイッターの貴重な情報や,グーグル先生,証券会社からの情報,チャートの推移などなど,知れば知るほど,楽しいのでとりあえずは良しとする。
さて,今回はポジションを増やすまでの待期期間の余剰資金の取扱いについて考えてみた。面倒であれば現金のまま証券会社の口座においておけばよいのだが,せっかくだから少しでもいい条件を探りたい。取引で使用する証券会社が,日本の証券会社の場合,米国,ベトナムの証券会社の場合で異なる。
ベトナムの証券会社の場合は,現時点では現金で保持するしかないので,これについてはあきらめる。
日本の証券会社の場合
とりあえず,現金
まずは,現金である。
日本円で保持する場合
メリットは多い。こんな感じか?
- すぐに流用できる
- 通貨の両替,送金もすぐに対応できる
デメリットは,こんな感じ?
- 利益が生じない(銀行の利息なんてない)
- 気を抜くと散在していしまう
米国ドルで保持する場合
米国ドルのまま保持するか,MMFにする。日本の証券会社だと以下のメリットがある。
- (MMFの場合は,証券会社によるが)米国株をすぐに買い付けできる
- MMFでは利金がつく(でも,現時点で利回りは無視してよいレベル)
でも,これでは,面白くない。
債券で保持する場合
以前は,債券のETFで維持していた。
- 債券価額が上昇すると利益が出る(すなわち,金利が低下する場合)
- 保有株の価額変動のヘッジになる
以前は,TLTやTMFが急激に価額を上昇させていたので,それなりに利益も出た。米国株のETFとセットで積み立てしていた時は,米国株が下がっても,債券が上昇していい具合だったが,その後,なぜか米国株と連れ高,連れ安になってきた。債券価額は安定してくれないと困る。上昇するのはまだ良いが,大きく下落するのは困る。株が下落すると,資金ショートするので債券も売られる,のかもしれないし,これ以上の金利低下は考えにくいので,債券はしばらく下がるしかない,のかもしれない。
案外,債券の価額変動が大きいことが分かってきた。注意しなくてはいけない。
ということで,債券以外を考えたい,という状況である。
ちなみに,大金持ちではないので,日本国債は眼中にない。
金で保持する場合
金は,延棒で持ちたいが,厳重な金庫が必要である。ETFで保有することで代用が可能で,この方が手軽である。ETFの手数料は,金の現物積立での保管料や手数料を考えると,リーズナブルである。
5年10年で考えると,現金の一部を金にしておくのも選択肢だと思う。
ただし,金の価額も,以前の印象よりはかなり変動していることが分かってきた。株価との相関も最近は正の相関があるようだ。だから単純にポートフォリオの一定割合を金にしておけばよい,ということにはならないようだ。
銀とか,銅とか,プラチナ(白金)とかもETFはあるし,慣れてる人は利益を出せるのだろうが,自分は無理そうだ。商品相場は難しい。
日本の証券会社での余剰資金の維持は,現金と金ETFで
単純に,日本円は,積立で買い付けする資金を毎月,証券会社の口座に振り込んでいる。
米国ドルは銀行で積み立てている。米国株は日本円でも買付できる(その時点で米国ドルに両替することになる)が,両替の手数料が節約できる場合は銀行での積み立てが良いと考えている。米国ドルMMFは最近は利用していない。
で,少額だが,金ETFを積み立てている。これを継続するつもり。
米国の証券会社の場合
基本的には,日本の証券会社の場合と同じである。債券の保有は一時休止中であり,金は日本の証券会社の口座で保有しているので,それ以外の選択肢を検討する。
IVOLと,QYLDと,RYLDと
結論からいうと,ツイッターで知った,IVOL,QYLD,RYLDを保有しようと考えている。
最小分散でリスクを抑制する条件で,Portfolio Visualizerで保有量の配分を最適化してみると,例えばこんな感じになったので,明日8/16から試してみるつもり。
2020年1月からの計算なので,毎月更新する必要がある。
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